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出逢い。掌から刀を生み出す男と、刀の主。(2011.8.6 加筆)


部屋    

二人の同居。母親の死について。距離が縮まる。


人形     

世間で死体が出るたびにパーツをそろえていく人形。同居を開始して一ヶ月半が経過した二人。


           

中学時代の友人との再会。何故鬼になるのか。皓弥と那智との関係に変化。微邪。


希う         

皓弥に逢う前の那智を知る女子高生、千堂春日。彼女から語られる「刀」という存在。揺れ動く皓弥の思い。R指定。




二部
         

飛び回る異様な鴉たち。過保護な那智に外出禁止をくらう皓弥。


        

京都にやってきた二人。面喰いの情報を握るという特殊な人物。R指定。


皐月     

京都で会った天然の親戚。那智に対する意識が今までより強くなり始めているのを感じる。R指定。


過去       

那智に恋人を殺されたという男に出会う皓弥。自分の知らない那智の顔。


     

友人二人の関係の変化を目で知り、那智との関係を考える。


赤子         

ゼミ合宿に行く那智。そのため皓弥は那智の実家に預けられることになり、そこで鬼の赤子を見る。


        

那智の弟視点。会いたくない同級生から逃げるように嘉林塚に進学する。けれど追いかけてくる気配が忍び寄り。そして不可思議な人を見付ける。

保護      
 
大学で那智の弟に会い、学内での保護を申し出られた皓弥。自分はそんなに無力なのかと悩む皓弥と、それを見守ろうとする那智。R指定。

     
 
仕事中に自分のせいで怪我を負った那智。那智は人間ではないと本人だけでなく蓮城の親戚や春奈にまで言われて納得の出来ない皓弥。主として刀を正しく扱うということ。

式鬼        
 
水族館で出会った奇妙な男。同業者だというその男は天然の鬼を探していると言う。鬼を始末する際に使う式鬼というものに疑問を覚える皓弥。人間としての正しさ。


執着       
 
那智の彼女を探している女。皓弥には到底辿り着けそうもないけれど、周囲をうろつく女を那智は警戒して排除しようとする。だが相手はただの人間なので強硬手段に出るわけにもいかず頭を悩ませる。



番外
切望 

那智視点。主に逢うまで見ていた世界。


距離 

子どもの頃に絶望を味わい、諦めたはずの思いと、那智との近すぎる距離に不安定さを覚える。


末路 壱   

人間を愛した人ならざる者が辿る道の最期に、自身の行く末を見る那智。






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