言祝ぎ屋




 
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五歳児の頃に結婚の約束をした相手と両家顔合わせで会ってみると自分と同じ男だった二人。言霊で相手を互いを縛ってしまったため破談にも出来ず、もだもだする親と意外とすんなり認める本人たちの大学受験に向けての道のり。



   

学生になって同居を開始した二人。気の抜ける日常と相性の悪い二人の言祝ぎを頼まれて逃げ腰になる灯。


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幼少期のトラウマが蘇る久幸。救う手立てを探すけれど状況は残酷なもので灯は決断を迫られる。前作までと違いダークです。


      

3の後日談。暗がりの声に悩まされる灯と、それを消してやりたいと思う久幸の気持ちをきっかけとするドタバタした日々。一人上手より二人上手になろうという話、かも知れない。ほんのり成人指定。


       
大学の友人が肝試しに行き、良くないものに憑かれて来た為嫌々巻き込まれる久幸と、ついでとばかりに関わろうとする灯。のんびりと少しずつ仲が深まっていく二人。ほんのり成人指定。


       
突然二人暮らしの部屋を訪れた久幸の兄である総一の妻。義姉は総一と別れたいと相談に来るのだが、別れたい理由に納得が出来ない二人は夫婦それぞれの話を聞くことになる。


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久幸の高校時代の部活の後輩が、久幸の大学に入学してくる。かつて告白をしてきたその後輩の動向が気になる久幸と灯。ほんのり成人指定。


      
幾度も結婚と離婚を繰り返し、その度に言祝ぎを頼む女性。言祝ぎの度に疲労感に襲われる彼女のことが苦手な灯。そして結婚がしたいと望む彼女に灯が告げる本物の助言。


幕間
   
四と五の間の話。久幸と性的な接触を持ったことに戸惑う灯。すでに腹をくくっている久幸。ほんのり成人指定。




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